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湿気対策 電気代はどちらが安い?エアコン?除湿器?

梅雨に入りましたね。

湿気で、家の中がじっとりとした不快な空気に包まれます。この時期に悩まされるのは洗濯物だけでなく、カビの発生やダニの繁殖、さらには木材の劣化や嫌な臭いです。これらの問題を解決するためには、効果的な湿気対策が欠かせません。

そこで、今回はエアコンと除湿器という2つの強力な味方を活用した湿気対策について解説します。それぞれの特徴や電気代の違いを比較をご紹介しますので、参考にしていただき、梅雨のジメジメを乗り切り、快適な住まいにしてください。

除湿器

除湿器には3種類のタイプがあります。

【コンプレッサー方式】

仕組み: 空気を冷却し、結露させて水分を取り除く方式。エアコンの除湿機能に似ています。

適用環境: 高温環境で効果的。夏場や暖かい地域に適しています。

消費電力: デシカント式より低め。一般的に100W~400W程度。

・消費電力が低め

・室温が上がりづらい

・本体サイズが大きい

・稼働音が大きい

【デシカント方式】

仕組み: 吸湿剤(ゼオライトなど)を用いて空気中の湿気を吸収し、ヒーターで加熱して湿気を排出します。

適用環境: 低温環境に強く、冬季や寒冷地でも効果的です。

消費電力: 高め。ヒーターを使用するため、一般的に300W~800W程度。

・軽量で本体サイズも小さめ

・ヒーターを使うため室温が上がる

・コンプレッサー方式と比べて電気代が高め

【ハイブリッド方式】

仕組み: デシカント式とコンプレッサー式の両方の機能を備えています。環境に応じて最適な方式を自動で選択します。

適用環境: 一年を通じて効果的。季節や室温に応じて適切な除湿方法を選択。

消費電力: 使用状況によって異なりますが、一般的に200W~700W程度。

・状況によってコンプレッサー方式とデシカント方式を使い分けられる

・1年を通して活用しやすい

・本体サイズが大きい

・本体価格が高め

電気代は

コンプレッサー方式デシカント方式ハイブリッド方式
1時間あたり約3.8~12.4円約8.8~15.8円約8.5~20.4円
1ヶ月あたり(30日間・1日8時間稼働)約912~2,976円約2,112~3,792円約2,040~4,896円

               

参考までに・・・

エアコンだったら

500Wの場合3,720円
700Wの場合5,288円
(30日間・1日8時間稼働)  

    

  

おススメ使い方

●梅雨や夏に活用したい場合はコンプレッサー方式が適しています。

脱衣所やお風呂など広くないスペースの除湿には、コンパクトなデシカント方式

季節を問わず使いたい人はハイブリッド方式がおすすめです。

エアコンの除湿は?

エアコンの除湿には2種類あります。

除湿冷房

弱冷房除湿は部屋を冷やしながら除湿します

メリット:弱冷房除湿は電気代が安い

デメリット:部屋の温度を下げてしまうほか除湿量が少ない

再熱除湿

再熱除湿は冷やした空気をエアコン内部であたためなおしてから送風します。そのため、部屋を冷やさずに室温を保ったまま除湿することができます。

梅雨の時期など湿気が多く肌寒さが残る日は、再熱除湿を行うことで快適な室温のまま除湿ができます。

メリット:再熱除湿は弱冷房除湿に比べて除湿量が大きい。

デメリット:冷やした空気をあたためなおす必要があるため、より多くの電力を消費するので電気料金がかかります

※実際使用して見て・・・除湿冷房時は湿気を感じます。

冷房の方が断然室内がカラっとした感じです。

電気代安い順

1.弱冷房除湿

弱冷房除湿は、部屋の湿度も気温も下げたいときに使いましょう。梅雨など湿度が高い時期の、気温が高めの日 (但し以前のエアコンに搭載されてるものは温度をできるだけ下げすに行うので、あまり除湿効果が高いとはいえない) 

2.冷房

真夏など気温が高い時期は、部屋の温度を下げる

3.再熱除湿

気温が低めの日の部屋の湿度だけを下げたいとき

参考までに・・・

設定温度24度での結果は、冷房運転が15.5円/h、除湿(弱冷房除湿)が5.9円/h、除湿(再熱除湿)が20.8円/hとなりました。やはり再熱除湿が一番高い 

※真夏に再熱除湿をしてしまうと室温は下がらない、電気代は高いとなるので注意してください!

結論は・・・

晴れた日はもちろん換気!

温度が高い日は確実に冷房が一番!

梅雨時のそんなに熱くない時は弱冷房除湿

脱衣所やお風呂などコンプレッサー方式の除湿器

地下室がある家は除湿器フル活用してください

もうちょっと裏技

備長炭や竹炭の利用

効果: 自然な除湿効果があり、部屋の空気を清浄化する。

置き場所: 押入れやクローゼット、玄関など。

新聞紙の活用

方法: 靴や鞄の中に丸めた新聞紙を入れて湿気を吸収させる。

場所: 湿気がたまりやすい狭い場所に適用。

重曹を使った除湿

方法: 重曹を小皿やカップに入れて部屋の隅に置く。効果: 重曹は湿気を吸収するだけでなく、臭いも取る

これもいいかも!

 日が当たる洗面所やお風呂だったらサンスベリアやポトスもいいかも!

キッチンや洗面所には室内の有害な汚染物質を取り除いてくれるオリヅルラン(カビの胞子を除去する役目を果たすといわれています)

玄関や洗面所にはサンスベリア

リビングやキッチン、玄関、トイレなど

湿気を吸収し、室内の空気をきれいにしてくれます。

育てる楽しみもでき、風水的に運気が上がるらしいので、湿気対策ついでに?

幸運がやってくるかも!

湿気対策をしてお家を快適にしてください。

もし、天井や壁にカビ、雨漏りを見つけたりしたり、お家のちょっとしたことでも

エースホームにお気軽にご相談ください!