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エアコン・LPガスヒーター・石油ファンヒーターの燃費を計算してみた!

こんにちは、浜松の住宅リフォーム専門店「エースホーム」のヤマダです。
1月は寒い日が続きましたね。我が家の暖房もフル稼働の活躍!でしたが、気になるのが光熱費。。。燃料費高騰などにより、我が家の光熱費も高騰(TT)

少しでも光熱費を抑えるよう色々と考えていますが、そんな中でふと思ったのが
「エアコン・LPガスファンヒーター・石油ファンヒーターのどれが一番安いのだろう?」
というギモンが。

ということで、さっそく我が家の電気・ガスの請求書と石油の販売価格をもとに計算してみることにしました。

計算の前提は、リビングで使用しているエアコン(14畳用)LPガスファンヒーター(14畳用)、それから同等レベルの出力と思われる石油ファンヒーターそれぞれのメーカーが公表しているカタログ数値と2022年12月分の請求書に記載されている明細などをもとに算出してみました。
なお、これらは単純な計算ですので、あくまで参考程度ということでご理解ください(^^;)

1.エアコンの電気料金

エアコンの電気料金についてです。
我が家の電気料金は基本料金に加え、1段料金〜3段料金まで段階に分かれています。
さらに燃料費調整料・再エネ発電促進賦課金・消費税が加わっています。
今回は単純化するため、ざっくり1kwhあたりの価格を約40円としました。

次に、エアコンのスペックを見てみます。
我が家はパナソニック製の「エオリア CS-402DEX(14畳用)」を使用しています。この機種の暖房消費電力は1340w=1.34kwなので1時間あたりの電気代は約53.6円となります。

2.LPガスファンヒーターの燃費

LPガスは1㎥単位で課金されるようになっています。LPガスも使用量に応じて単価が変動しますが、今回は1㎥あたり明細書に記載されている単価の平均値である551.7円/㎥で計算します。

我が家のファンヒーターはリンナイ製「SRC-365E(11畳用)」です。この機種の暖房能力は4.07kw(3,500kcal/h)となっているので、中間値の2.04kw(1,750kcal/h)とします。
なおLPガスの1㎥あたりの発熱量は99MJ、カロリーに換算すると24,000kcalとなるようですので、これをもとに計算すると、1時間あたりのガス使用料金は40.2円と計算できます。

加えてガスファンヒーターは電気も使用します。カタログ値は18wとなっていますので、エアコンでの計算時と同じく1kwhあたりの価格約40円から計算すると、1時間あたりの電気代は約0.7円となります。

これにより、1時間あたりのガス代+電気代の合計は40.9円となります。

3.石油ファンヒーターの燃費

石油ファンヒーターにおける燃料費を計算してみます。
我が家には石油ファンヒーターはありませんので、ここではカカクコムで売れ筋ランキングトップ10に入っているダイニチ製「FW-5622L(15畳用)」で計算してみます。

2023年2月3日時点の灯油販売価格は18リッターあたり約1,890円、つまりリッターあたりの価格は105円です。これに対し、同製品の暖房出力は5.6~1.23kwで、燃料消費量は1時間あたり0.544~0.12リッターです。
中間値の1時間あたり0.332リッター消費すると過程すると、1時間あたりの灯油料金は約34.9円と計算できます。

加えて石油ファンヒーターは電気も使用します。カタログの中間値は135wですので、ほかと同じく1kwhあたりの価格約40円から計算すると、1時間あたりの電気代は約5.4円となります。

これにより、1時間あたりのガス代+電気代の合計は40.3円となります。

まとめ

これらの結果をまとめると、それぞれの1時間あたりのランニングコストは以下のようになりました。

エアコン・・・53.6円/時
LPガスファンヒーター・・・40.9円/時
石油ファンヒーター・・・40.3円/時

以上となりました。
計算上はエアコンはやや高めでLPガスファンヒーター・石油ファンヒーターは大きな違いがないとなりました。

最後に

いかがでしたか?
今回は暖房機器によるランニングコストの違いを計算してみました。
計算上はガス・石油ファンヒーターを使用した方が数字上は良い結果になりましたが、火を使うファンヒーターは換気が必要であることから、実際はエアコンと大きな違いはないのかもしれません。

いずれにしても、暖房で温めた空気を外に逃さないようにすることが重要ですね。
ちなみに、リビングで最も熱が逃げやすいのは窓です。窓に断熱性の高いカーテンをつけたりするのも効果的でしょう。
また最近は、断熱性能の高い二重窓も出てきています。そうした窓に取り替えることで冬場の暖房だけでなく、夏場の冷房時も省エネ効果が期待できるでしょう。

エースホームでは、窓の取替えなどのご相談も承っております。ご興味のある方はぜひお申し付けください。

それでは!