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西暦2000年前後に建築した家の屋根がヤバい!?

こんにちは、浜松市中区のリフォーム専門会社エースホームの山田です。

本日も熱い一日になりそうです。

今回はスレート屋根の2000年問題について。

2000年前後までの、スレート屋根はアスベスト(石綿)をセメントで固めたものでした。

アスベストを含むことで、軽くて丈夫に仕上がるという利点がありました。

しかし、ご存知のように、アスベストは健康被害の危険性などから、2006年にアスベストを含む建材の製造や使用が禁止となりました。

屋根材の各メーカーは全面禁止となる前の2000年前後からアスベストが入ってない代替え品の屋根材を製造しました。

この初期のノンアスベストのストレート屋根材は、耐久性の点が劣り、7年くらいで屋根材の表面が剥がれたり、欠け、割れ、ヒビが入ったりと問題が発生。

スレート屋根の寿命は通常は20年~30年ですが、この頃(1996年~2008年)のノンアスベストのストレート屋根材の寿命は10年前後。

これがスレート屋根の2000年問題と言われています。

あれから20年以上となりますが、その頃にお家を建てられたり、屋根の葺き替えをされた方は点検を受けた方がいいです。

お家の屋根材がノンアスベストかどうかはプロに判断してもらってください。

そして屋根の状況を確認するため自身で屋根に上るのはやめてください!危険だけでなく、ノンアスベストのストレート屋根材の場合、割れを起こす可能性があるので、プロに任せてください。

ノンアスベストのスレート屋根でしたら寿命になっているので、早急に対策してください。

解決方法として塗替えはお勧めしません

屋根塗装前に通常は「高圧洗浄」で屋根の洗浄をおこないます。この高圧洗浄は汚れを削り落とす意味もあるので、弱い屋根に負荷をかけると割れてしまいます。そのせいで強風で屋根が飛ばされるという事態にもなりかねません。

塗装してもすぐに剥がれてしまいます。

寿命になっているもの、欠けや剥がれがあるものに塗っても意味がないです。

もし塗装をすすめてくる業者はヤバいです!

解決方法は

屋根葺き替え

既存の屋根材を全て撤去し、新しい屋根材を被せる、屋根材まるごと交換する改修工法です。

下地である野地坂や防水シートも全て取り換えるため、屋根の機能が新品となります。

家自体の寿命を延ばすこともできます。

カバー工法

雨漏りしていない築後20年以内が対象となります。

(屋根材の下地、野地坂の状態が良好なことが多いので)

屋根の上から軽い屋根を張ってかぶせる方法で、古い屋根をはがして処分する手間と費用がかからないので、

工事費用と工事期間を抑えることができます。

お家の屋根がスレート屋根で2000年前後頃に建築または屋根の葺き替えをしてたら、ご相談ください。

エースホームはプロの屋根やです。

屋根診断士が無料で点検診断、適切なアドバイス、修理も迅速に行いますので、安心してお任せください。

ご質問・お問い合わせ何でも承ります。

2008年以降のものは改良されて、メンテに塗装可能で耐久性も30年くらいとなっています